集中力の大切さ
集中してパフォーマンスを保つ
何事もしっかり行わないとミスしたり、時間がかかったり場合によっては事故やケガにつながることがあります。
集中してパフォーマンスを保つことがとても大切です。
集中できないと疲れる
最近30分程度除雪し、とても疲労することがありました。普段はそこまで除雪で疲れません。
そのときは除雪後にソファでくたぁとなり、何かに取り組む元気が出ませんでした。
普段ポジティブでアクティブな僕にとってはとても珍しい体験だったので、なぜそうなったか考えました。
…
除雪に集中できず、作業効率がとても悪かったのです。
その日は休日で、子供を外で遊ばせながら除雪しました。
除雪前にまずは2人の子供の外遊びの準備、そして外では手袋がぬげた、帽子が取れた、ソリ出して等、除雪作業の邪魔をされました。
ままさんダンプの通り道を塞いだり、乗せてと頼まれたり…
除雪は早く終わらせたい、子供とも遊んであげたい。
そんな気持ちで焦りもあり、日頃の疲労やストレスもあったのか余裕がなくとても疲労したのです。
結局下の子が泣き出したので除雪を途中で切り上げることになりました。
疲労と自律神経
自律神経が整うと体調も良い
30分程度の除雪は、身体的には疲れません。
疲れたのは精神、メンタルです。
精神的な疲労は自律神経の状態で表すことができます。
自律神経について簡単に説明します。
自律神経は行動するときに働く交感神経と、休むときに働く副交感神経からなり、両者はシーソーのようにバランスを保ちます。
物事に集中すればしっかりと交感神経が働くし、熟眠できていればしっかり副交感神経が働きます。
この2つの自律神経がバランスをとりながら働くことで人間は生活できます。
自律神経のバランスが取れていると体調も良いです。
自律神経の低迷が疲労の正体
今回の除雪において、作業に集中したいのに外部の要因で集中できない。
交換神経がしっかり働けない。
むしろ働き出しても阻害される。
身体は動かしているので副交感神経が高まるわけでもない。
自律神経はどう高めれば良いかわからず低迷してしまいます。
活動を高められないし休めもしない。
そのような自律神経の状態が続くこと。
それが精神的な疲労です。
集中力の高め方
交感神経を高める
今している一つのことをしっかり意識して行うこと。食事や歯磨きでもです。注意が逸れずに交感神経が高まります。
日頃からそのように行動することで集中しやすくなります。
そしてそのしていることを感じる、認識することでさらに効果は増してきます。
いきなりそのように自律神経をコントロールすることはできません。少しずつ意識することで、そのようなコントロールを身につけることができます。
考えながら行動することももちろんありますが、予め計画しておくことでその行為に専念することができます。
今回途中の除雪を終えてからその後、一人で集中して除雪することでとてもスッキリしました。
しかし自律神経が低迷していたため取り組むまでにかなり心の葛藤がありました。
もやもやしていたら考えずに行動することも大切だと実感しました。
交感神経の高め過ぎにも注意が必要
考えが深くなりやすく、作業に没頭しすぎな方は注意が必要です。さまざまな刺激に反応し敏感な人(HSP)。
そのような体質の方はものすごい集中力を発揮します。
交感神経がとても働きやすいのです。
しかし交感神経の働きには限界があり、自律神経はバランスを保とうとします。
集中して限界まで高めて働き続けた交感神経は活動できず、その反動で副交感神経が働き始めます。
今度は身体を休めろと自律神経が働くのです。
入眠前なら眠るだけですが、日中で仕事が残っているときにこの副交感神経の過剰な反応が来てしまうと大変です。
身体は動かしたいのに、自律神経の働きで活動が制御される。
それでも無理に活動すれば精神的な疲労は蓄積されていきます。
過度に高め過ぎず、休息を入れて自律神経のバランスを保ちましょう。
一旦自律神経を休められる昼寝はとてもおすすめです。
おわりに
自律神経のコントロールと聞くと難しい感じがするかもしれませんが、実はそんなことありません。
活動するときに活動して、休むときに休む。
規則正しく生活できれば、自律神経は自然と整います。自律神経の状態はライフスタイルそのものなのです。
超過勤務が当たり前になるような、規則正しく生活できない環境の方もいるかもしれません。
そんな環境でも、5分でも良いからしっかり休む。
自分で休める時間を確保することで自律神経のバランスを整えることができます。
集中と休息をバランス良く取り、良いパフォーマンスを保ちましょう!