ボディコントロールルーム

リハビリ、ダンス、ヨガ・ピラティスにおける身体の使い方を探求しています!

ピラティス時の意識

ピラティスの質を上げるには集中力

一つ一つ丁寧に説明があってからムーブメントをやるときは、しっかりフォームや意識する筋肉部位を確認できますが、慣れてくるとムーブメント名だけでレッスンが進行することがあります。

馴染みのグループレッスン程、説明は短くどんどんムーブメントが進む傾向があると思います。

ピラティスは質がとても大事です。質を上げるのは自分の集中力です。

意識して取り組み、効率よくピラティスを行いましょう。

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意識ポイント

ピラティスのレッスンにも色々あると思いますが、共通する意識すべきことがあります。

  • 筋肉の部位
  • 力の入れ加減
  • お腹の力


他にもありますが、まずこの3つは大切です。

【筋肉の部位】

意識してから低活動な筋肉は目覚め始める!

だいたいこの辺りと、使っている筋肉を意識します。筋肉はいくつもの筋繊維でできており、脳からの神経支配で働きます。
この神経支配の割合が重要です。普段通りでは神経支配の割合は増えず、筋繊維の働きは同じです。
意識することで神経支配が増え、筋繊維への働きも増加するのです。

【力の入れ加減】

一定に力加減をコントロールし、バランスよく筋肉が働かせる!

動くとき、強すぎず弱すぎず。強すぎると勢いで関節が動き、動かすべきではない関節が動きやすくなります。筋肉の収縮も一過性なため、しっかりした筋力が定着しにくいです。
弱すぎると関節の安定性が不十分です。一定の力加減で安定させる筋肉と動かす筋肉がバランスよく働きます。

【お腹の力】

お腹を感じて手足を動かすことで、腰を傷めない!

『センターリング』というピラティスの基本原則があります。全てのムーブメントはお腹から始まる。
手足を動かすとき、歩くときも、お腹の力が働いているから安定します。
お腹の力が抜けてくると腰が反る方向に過剰に動き、腰を傷めます。
しっかり息を吐いて、お腹を感じてムーブメントしましょう。


意識することが複数ありますが、回数を重ねるごとに自然とできるようになっていきます。
一回一回をしっかり集中して取り組めるよう自分のコンディションも整えて、ピラティスの効果を最大限に感じて心地よくなりましょう!

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