ボディコントロールルーム

リハビリ、ダンス、ヨガ・ピラティスにおける身体の使い方を探求しています!

ピラティスと姿勢の関連

姿勢の大切さは以前お伝えしました。

姿勢改善のメリットと方法

 

しっかりと姿勢を整えたい方にはピラティスがおすすめです。

 

姿勢の調整エクササイズはいくつもありますが、ピラティスは根本的にどういう姿勢や身体の使い方が良い姿勢なのかを理解することができます。どんなエクササイズでも何の目的で行うかを理解することで、身体のコントロールが良くなるのです。また、姿勢の整え方とピラティスには共通する要素がとても多く、ピラティスを通して自分で姿勢を整えられるようになっていきます。ざっくりと説明します。

 

《姿勢の整え方》

①立ち姿勢でリラックスして肩の力を抜く。

②両足に体重を均等にのせ、少しお尻をしめる。

③身体を安定させるために下っ腹をしめる。

骨盤が立つ状態になります。女性は反り腰に、男性は骨盤が後ろに傾きすぎないよう注意です。

④胸を正面に向ける。

胸に顔がある感覚です。

⑤首スジが天井に引っ張られるように顔を上げる。

 

これで背骨が垂直に近く起きることになり、身体への負担が少なく良い姿勢になります。

できる範囲で、①ができた状態で②、①と②ができた状態で③をするというように、意識することがどんどん増えていきます。

慣れないと難しいです。最初は筋肉も言うことを聞きにくいのでなおさらです。

 

《ピラティスでは》

①仰向けになり、身体のポジションを確認。骨盤の正しい位置や、肩の位置を整えます。

②全身の力を抜いて呼吸。

胸式・腹式呼吸を合わせたピラティス呼吸をし、身体の動きにムーブメントを合わせる準備に入ります。

③骨盤や首の動かし方のムーブメント。

背骨と連結する骨盤と頭を丁寧に動かします。

④呼吸と連動させて手足のムーブメント。

呼吸を通し体幹を安定させて身体の動かし方を学習していきます。

⑤コアの強化

体幹を強くして、ムーブメントの質を上げます。

 

ピラティスでは様々なムーブメントを通して、身体の使い方を学習し筋力upを図ります。体幹を初め姿勢に関わる筋肉が強化され、自然と良い姿勢になっていくのです。

手足の使い方も良くなるため、歩行やランニング時、普段の動作でも姿勢がよくなります。身体の使い方が上達して日常のパフォーマンスが向上するのです。

何といっても『ピラティス』というレッスンを通し、たいてい30分以上の運動時間にもなるため筋力面でも独学で頑張るよりはるかに効果的です。

是非自分に合ったピラティス教室に通って、正しい運動を体感してほしいです!

 

※効果やレッスン内容は個人によって異なります。でも、続ければ何かしら絶対効果が出ます!あきらめず、姿勢改善に取り組むことが大切です。頑張りましょう!

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