最近、ジャズ100周年というワードをよく見ます。音楽のジャズが誕生して100年経つとは驚きですね。
ジャズダンスという言葉も同時に使われました。
ジャズダンスを広めた人物が、ユージン・ルイス・ファチュートこと、ジャズ王ルイジです。ルイジ・ファチュートと呼ばれます。
ジャズダンスを勉強すると、絶対に耳にします。
ルイジは、ライザ・ミネリ、ジョン・トラボルタ、マドンナ、リチャード・チェンバレン、黒柳徹子、ボリショイ・バレエ団のバレリーナ、オリンピック選手など、世界で活躍している多くのエンターテイナーや専門家を指導しました。
彼が考案したルイジテクニックは本でも出版されており、世界各国に広がり、芸術舞踏、商業ダンス界の発展に寄与しました。
残念ながら、一昨年の春に他界されましたが、彼のジャズダンスは永遠に生き続けるでしょう。
チャコットでは、ルイジ商品が出品されていますので、興味ある方はチェックしてみて下さい。
彼は事故により半身不随になりましたが、自身で身体に向き合い、リハビリし、見事ダンサーに復帰しました。
その時代に、リハビリテーションという概念がどこまであったかはわかりませんが、現在のように麻痺に対しての有効な治療は受けられなかったでしょう。
独自に身体の感覚を研ぎ澄まし、少しずつ筋肉の使い方を再学習したのです。
すごすぎます。
僕はリハビリの専門職になれたから身体についてのさまざまな知識を得ることができ、麻痺や筋肉について理解できました。
こう動けば、こう意識すればどこの筋肉が、、
こういう思考を彼は、おそらく踊るために本能的にできたのでしょう。
その過程でできたのがルイジテクニックです!
全身の筋肉を刺激し、ジャズダンスできる身体に調整します。
内部を感じ、身体全ての部分が関連付いてスムーズに動く。
ルイジテクニックは難しく、奥が深すぎますが本当に楽しいです。考え方もとても参考になり、ジャズダンスを新鮮な気持ちで踊ることができるようになります。
まだまだ勉強中ですが、少しずつルイジテクニックについても発信していきますね!