ボディコントロールルーム

リハビリ、ダンス、ヨガ・ピラティスにおける身体の使い方を探求しています!

ハイハイのメリットとリハビリでの活用

 

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ハイハイはたくさんした方が良いと子育てしてからよく聞くことがありました。

なぜか考察しました。

 

 

何が良いのか

ハイハイをたくさんすることで、体幹筋群の収縮が促されて立ってからも効率的に身体を使うことができる。

 

コアを中心とする体幹が活性化されるんです。

 

結局ピラティスでもよく発していることですね。

 

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体幹が活性化するメリット

  • 姿勢が良くなる
  • ケガをしにくい
  • 基礎代謝が上がる
  • お腹が出にくい
  • スポーツ等、全般的にパフォーマンスが上がる
  • 疲れにくくなる

 

 

ハイハイの作用

四つ這いは手と脚で体幹を支えることになります。

そしてハイハイで動くためには対側の手と脚が連動して動きます。

この連動を可能にするためには体幹筋群(コア)に力が入っている必要があります。

体幹が安定するからすぐに手脚を動かすことができます。

 

さらに持続的に手脚を床に押す力が働き、肩や股関節のインナーマッスルも活性化されることになります。

 

 

コアの腹横筋から始まる四肢インナーマッスルへの連動!

 

ハイハイを通して全身のインナーマッスルが強化されるのです。

 

素晴らしい作用です。

 

この作用はピラティスやリハビリ、ダンスにもとても重要です。

立ってこの働きを促すことがとても難しいですが、そこが面白いと思います。

 

 

ハイハイ時期が短くても気にしない

インナーマッスルはいつでも鍛えられる

ハイハイ時期が短くても気にすることはありません。筋肉の使い方による特徴が違うだけで、遊びや生活を通してインナーマッスルは働きます。

将来、スポーツやダンスの上達を目指す場合は少しずつインナーマッスルの強化を図れた方が良いでしょう。

 

 

子供による成長の差がある

人によって成長速度が異なります。身体も心も。

 

長女は10ヶ月で歩いていました。

次女は17ヶ月で歩けるようになりました。

 

同じ遺伝子でも、これだけ差があるのです。育児の関わり方も影響すると思いますが、個々によるものも大きいと思います。

 

 

ハイハイをリハビリに活かす

四つ這いからのエクササイズはまれに取り入れることがあると思いますが、ハイハイはどうでしょうか?

なかなか筋力や耐久性、障害等考慮すると高齢者には導入しにくいです。

 

お互いに少し不安もあるでしょう。

それでも可能そうな身体機能なら、インナーマッスルの強化は誰にでも適応するので僕はお勧めします。

 

体幹筋群の筋力低下による転倒や腰痛はよく見られます。

ストレッチと強化をバランス良く提供できると良いです。

 

 

おわりに

年齢に関わらず、インナーマッスルが活性化することはとても身体に良いです。自分が活性化しているかどうかがわからない方もいると思います。

実は判断は簡単です。

 

先程のメリットを思い出して下さい。

お腹が出ておらず、痛みやケガをしにくい、疲れにくい身体。

 

そういう方はインナーマッスルが活性化しています。

 

健康に悩む方はインナーマッスルを鍛える取り組みをしてみて下さい。

 

理想的な身体は自分で手に入れることができます!

 

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