ボディコントロールルーム

リハビリ、ダンス、ヨガ・ピラティスにおける身体の使い方を探求しています!

介護保険事業の立ち上げと社長について

 

はじめに

今年の1月23日に社長になりました。

次女の誕生日です。狙いました。

1.2.3…そしてお世話になっている弁当業者さんの名前が宅配クック123…

この末広がりの数字のご縁が、今後の僕を後押ししてくれていると確信しております。

やっとマイスタジオに移り住み、少し落ち着いてきたので、近況を報告させていただきます。

開始した事業はダンススタジオの運営と、介護保険サービスのデイサービスと訪問看護・リハビリです。

 

法人成りや市への手続きについて

結論から言うと、便利なインターネットのお陰で定款(ていかん)作成と法人成り、介護保険事業の指定申請を受理するまで自力で進めることができました。きちんとコロナ時期特例の助成金の申請もできました。

しかし、時間と労力が必要でした。

プロに委託すれば時間の節約になりますが、お金を節約したい方は自力で頑張りましょう!

ケアマネの試験勉強よりは簡単です。

ただ、未知な領域で勉強しにくいだけです。

 

ちなみ僕が活用したのはマネーフォワードというソフトで、5,000円で定款が作成できました。作成日は12月9日で僕の36回目の誕生日です。

記念日を続けて使用して、運気を上げているのです。モチベーションを上げています。

 

失敗経験

失敗した経験があります。定款を登記して法人成りできるのですが、この登記作業に料金が発生します。

本来あまり変更点なく定款を作成できますが、マイスタジオに引越す前に登記したため発起人である自分の住所を変更する必要がありました。そして焦って手続きしたため会社の所在地であるマイスタジオの住所の番地を間違えて登記してしまい(建物の住所と勘違いしていた)、2点の変更登記代20,000円を支払うというアクシデントが発生したのです。

『登記』恐るべし。

普通の名義変更などは無料な感覚ですが、登記は全然扱いが違うようです。

「一定の事項を広く公に開示するため、公開された帳簿に記載すること」Google先生より。

公の場は、慎重に行動しないといけませんね。帳簿も公開されているようです。確かに、銀行の方に情報が流れてはいました。

 

しかしこのアクシデントは123という数字を活用するための仕方ない費用だったのです。いつでもポジティブシンキングです。

 

開業と準備不足について

デイサービスオープンから2週間はなんとか日々をこなしていました。提供するサービスの質を保つことだけを念頭に準備しましたが、会社を円滑に動かすためには雇用する準備、社員が動けるための準備が必要でした。

僕だけが中身を理解していても、全て僕だけで業務が追いつくはずがありません。細やかな事務作業や書類の整理と管理、電話や接客対応など、任せられることは早急にシステム化すべきでした。

幸いにも、社員みなさんの能力が高く2週間でおおむねのシステムを構築していただき安定してきました。

早期から、幅広い視野で開業準備が必要です。そのような観点からも、事務的な手続きはプロに委託する必要もあると思われます。

 

プロに委託したこと

社会保険の新規手続きは意外と簡単でした。

雇用保険の新規手続きも頑張ればできそうでしたが、開業1週間前で、まだまだやるべきことがありプロ(労務士)に委託しました。

助成金の申請も頑張ればできそうでしたが、同じく時間の都合上労務士に委託しました。

 

頑張ればできるのは、わからなくとも聞けるからです。公的な制度なので、市や国が教えてくれます。その代わり出向く手間暇が必要になります。

 

そしてもう一つ開業時にプロに委託したことがあります。

介護保険事業を運営するためのコンサルタントです。

法的なことや市の規定など、介護保険事業の運営管理は想像以上に大変でした。

正直事務的な作業はどうにかなると考えていましたが、甘かったです。一人ではとても安全に運営を開始できませんでした。

 

そういう意味でも、指定申請作業からはプロに依頼して一緒に作業を構築した方が、事業を安心して始められると思います。

 

給与計算や経理仕事も不十分だったため、1ヶ月目下旬に税理士も依頼しました。これも最初は自力でする気持ちでしたが、給与計算はミスが許されないためやはりプロに依頼しました。

 

社長に必要な能力

人を雇用して6ヶ月経ちました。社長は、法人と従業員の管理が必要です。法の人、職務する人。個人事業との大きな違いはまさに人の管理です。自分だけの力では成り立たず、人を管理してどう一緒に働いて行くか、育っていけるかを考えながら行動しなければなりません。

 

そして何より必要だと感じたのが、起業に伴う膨大な仕事量をこなすための気力と体力です。

日々の運営のことと、会社として存続するためのお金や労務などの内側のことを同時にしなければなりません。日中に日々の業務が終わっても、その後にも違う仕事が待っているのです。

 

僕の場合、日中に介護保険サービス事業を行い、夕方頃にはスタジオ運営業務が入ります。

家庭サポートも必要なため、基本的には夜10時から朝6時半頃までが僕の自由時間です。

 

その間に会社に必要な事務作業を進めなければならず、気力と体力が必要です。

 

自分の長所に体力と行動力があることと自負していますが、事業開始2ヶ月間は気を張っている時間も長く、初めて心身ともに疲労困憊状態を経験しました。

おそらく後にも先にも人生で一番大変だった時期と言えると思います。

 

時間だけで考えるとそこまで大変ではないですが、日々かさむ業務負担や経営不安が疲労感を倍増させます。

 

少しでもこの疲労を回避するために、あらゆることに対する事前準備や他者の助けはとても大切です。

 

おわりに

起業は大変ですが、挑戦してとても日常に満足しています。『自由』だからです。僕の生き方には、この自由感が必要でした。

人の感性はそれぞれ違います。自由の形も色々あります。仕事で自由を求める方は、是非試行錯誤と準備を整えて、起業に挑戦してみましょう!

このエントリーをはてなブックマークに追加