はじめに
マイハウスを買うのが一般的に最大の借金だと思います。
今回、僕はスタジオ付きのマイハウスを建てるのに値段も気分もウキウキに借金をしたので報告します。
店舗付き兼用住宅の購入を検討している方には少し参考になるかもしれません。
これまでの経緯
実はマイハウスを購入するのは2回目です。夢のマイハウスを初回に建てたのは2016年頃だったと思います。その頃はコロナ前で建材も安く、土地も安価でした。北海道は物価が都心部より低く、32坪の注文住宅を土地58坪520万円で合計約3000万円で建てることができました。
僕は結婚後は絶対にマンションではなく戸建に住みたいと希望していましたが、パートナーはその頃賛同してくれませんでした。
少しずつ説得と妥協を重ね、なるべく安く済ませて夢のマイハウスを建てることができました。
僕の希望のスタジオスペースも10畳付けることができ、とても満足していました。
そして月日は立ち、広いマイスタジオで指導したいと思うようになりました。パートナーはもっと素敵で開放的な家に住みたいと思うようになり、大きな家を建てようと2人の意見が合致しました。
夫婦は、共に生活することで価値観が似てくるんだと再認識しました。
マイハウスの売却
結果的には売りに出してから2年かかりました。築年数は浅く、とても綺麗な状態でしたが値段の設定が高いため売れませんでした。コロナも影響していたかもしれません。
業者の方はこの物件なら…という感じでしたが、結局こちらから値段をどんどん下げるよう要求して売れました。
残債なく売れましたが、外構工事に400万円かけているのでそれを踏まえるとマイナスになります。
(カーポート2台分、物置、ガーデンルーム、広範囲にアスファルト舗装)
ガーデンルームが200万弱でめちゃ高いです。
外構工事はさほど中古物件では評価されないようです。
外構工事にそこまで料金がかかることも家を建てたときは知りませんでした。
住宅ローンの金利はとても低いので、住宅と外構を可能なら一緒に組むことをお勧めします。
仮住まいの始まり
久しぶりに集合住宅での生活です。まず引越しから大変でした。過去の記事参照です。
戸建の生活に慣れていたため、2LDKの空間は狭く、収納も少なくとても手狭でストレスです。
リビングにしかないストーブは、室内全体を温めることはできず寝室はとても寒いです。
少し散らかっただけでストレッチできるスペースがなくなります。ヨガをするのも一苦労です。
最近は外が寒くなったせいか室内にカメムシが発生します。窓が閉まってても、隙間から侵入してくるのです。縁に留まっている彼等を発見しては虫網で捕獲して外に逃します。
たまに匂いが残り最悪です。
そして意外と気になるのが近隣住民です。
子供がうるさくしているとお隣さんからは壁を軽くノックされます。(迷惑かけてすみません)
窓を開けているとタバコの匂いが入ってくることがあります。
一階の住人は生活臭がキツく、玄関ドアが開いた後は通路に残り香がします。
通る度に毎回僕は息を止めます。
色々な人がいて当たり前なのですが、戸建生活の頃にはないストレスです。
改めて、一軒家の良さを再認識できました。
仮住まいの良かったことは、3階の部屋で景色が良く、朝日が美しく見えます。クッションフロアと鉄筋の床を経験できたことが良かったです。次は無垢床にします!
兼用住宅の購入
事業スペースの広さによりますが、兼用住宅の場合建物が大きくなることが多いと思います。
その分費用も大きくなり、心配なのがローンです。借入れ額が足りるのか、審査は通るか…
また、事業用の建物の場合住宅ローンは使えないという銀行さんも多いことを知っていました。
僕の一番の心配はローンの借入れだったのです。
結論から言うと、信用金庫さんにお願いしてなんとか兼用住宅を建てられるローン審査が通りました。(北海道信用金庫)
信用金庫や地方銀行は地域住民に優しく、事業用でもその建物に住む場合は住宅ローンが使えることが多いようです。
また、手続きで何回も銀行に行く必要があります。平日仕事だと時間を作るのが大変ですが、交渉すれば15時以降も対応してくれてとても助かりました。
借入れ額は夫婦で申し込む場合、世帯合計収入の10倍を目安にするそうです。
妻が公務員であり、僕は個人事業の収入もあったため当初の予定予算の6000万円よりも多く借入れができました。
建材や土地は高騰しており予定よりも大きい借金になりましたが、とりあえず建物があればやりたいようにできるのでワクワクです!
おわりに
兼用住宅の夢のマイハウスでは、完全な独立生活の始まりです!借金と聞くと印象は良くありませんが、マイハウスには希望と夢に満ち溢れておりとても前向きになれます!
人生最大の借金をポジティブに考えて、これからも頑張ります!!