ボディコントロールルーム

リハビリ、ダンス、ヨガ・ピラティスにおける身体の使い方を探求しています!

作業を通し自己肯定感を高める

 

今回、人形のシンタを固定する台を制作しました!

作業内容と作業を通して感じたことについてです。

 

f:id:luigijazz:20201003233955j:plain

 

【シンタの難点】

シンタは紙粘土とアルミホイル、針金でできており大きさの割に重く、靭帯や筋肉による制動もないため関節の安定性が低く、姿勢保持が困難です。

 

娘のオモチャの人形達は立派に立つことができる物が多く、素晴らしい技術が詰め込まれているんだなぁと実感します。

 

ブログ写真の質を上げるため、シンタを固定できる物を製作することにしました。

 

 

【シンタホルダーについて】

シンタ専用の、あらゆる姿勢を保持させられる台になります。

立位や座位で様々なポーズをとれます。

保管も横たわらず、シンプルにできます。

 f:id:luigijazz:20201003234307j:plain

箱に入れても良いのですが、シンタの性質上関節を動かしすぎたり擦ったりするとシンタの細胞がポロポロ削られてしまいます。

 

実際毎回白いカスが散乱します。

 

定期的にニスを上塗りして対応しています。

 

f:id:luigijazz:20201003234501j:plainf:id:luigijazz:20201003234544j:plain

 

シンタホルダーの材料は我が家にあった木材と釘やネジでできたので実質0円です!

 

ノコギリとヤスリ、そしてノミを使用しております。

支柱をベースの台に立てるのに、溝を掘りました。これでとても頑丈になり、様々なシンタポーズにも耐えうると思われます。

 

接着はボンドと釘で。

 

f:id:luigijazz:20201003233955j:plain

 

 

【作業を通して自己肯定感を高める】

普段しない作業がとても新鮮で熱中できました。達成感、コスパと完成度でかなり自己満足しております。

 

作業療法士の『作業』とは、人の行為全てを指します。物作りだけではなく、日常の行動も。

 

作業を通してその人がその人らしくなれるよう介入します。

 

仕事に関わらず、大切なことは作業の質を高めること!

その人が満足できる作業にする必要があります。

 

目標や理想に近づいて達成感を感じ、集中・没頭できれば幸福感が高まります。

 

作業を通して自己肯定感が高まるのです。

 

 心も穏やかに健康になり、ポジティブに物事を捉えて行動できる。

どんどん自分の理解を深めることができます。

 

今回の制作で改めて作業の大切さと楽しさを実感することができました。

人間の作業の質をあらゆる場面で高め合いたいと思います。

 

 

【シンタの進化】

初期シンタと比べて変化があるのにお気付きでしょうか?

 

そう、筋肥大しているのです。

 

f:id:luigijazz:20201003235207j:plain

細胞が削られても消滅しないよう、腕や太もも、骨盤や胸郭も一回り大きくなっております。

 

存在するために進化しているのです!

 

f:id:luigijazz:20201003235051j:plainf:id:luigijazz:20201003235124j:plain

 

【ブログ再開して数ヶ月を経て】

やっとグーグルアドセンス審査通りました。

 

最近はケアマネ勉強に時間を要するためブログ熱が低下しておりましたが、久しぶりに再審査してもらい無事通過できたので率直に嬉しいです。

 

ケアマネ試験ももう少し!ラストの追い込み頑張ります!

 

僕もシンタもこの世界で居心地良く生存するために自分らしく進化し続けます!

f:id:luigijazz:20201003235957j:plain

 

ウォーキングの勧めと注意点

 

健康のためにウォーキングをする方も多いのではないでしょうか。

 

全身を使う有酸素運動になり、ウォーキングはとても健康に良いです。

 

歩くのに必要な筋力や心肺機能を活性化させ、身体機能を維持できます。

 

f:id:luigijazz:20200818123207j:plain

 

【一般的なウォーキング目安】

  • 健康のためなら無理しない程度
  • 週2回以上
  • 20分以上の有酸素運動で脂肪燃焼

 

とても取り組みやすいウォーキングですが、注意点もあります。

 

 

【注意点】

①以前より息切れする、疲れやすくなった
②腰や脚に痛みが出てきた
③違和感や怠さを感じる、やる気が低下した

 

このような症状が出てきたら要注意です。

無理すると身体への負担が増しますので、しっかり状態を観察しましょう。

 

f:id:luigijazz:20200818123330j:plain

 

【原因】

これらの症状が出るようになった場合、何らかの原因が身体にあります。

 

病原がある

何らかの病気があると身体から異常を知らせるため症状が出ます。

 

老化に伴う身体の衰え

人間には寿命があります。少しずつ筋肉や内臓が衰えるのは仕方ありません。なるべく衰えないよう組織を活性化する習慣が大切です。

 

オーバーワークによる関節への負担

やり過ぎは厳禁です。しっかり休めて関節を労わりましょう。

 

身体のクセによる身体機能の低下

50歳を過ぎると身体機能の低下が現れやすくなります。ウォーキングを続けていても、身体のクセで普段使えていない筋肉があれば衰えやすいです。

 

 

【クセの特徴と段階】

f:id:luigijazz:20200818123439j:plain

①呼吸が浅く、お腹が出てくる

呼吸が浅いとウォーキング時酸素供給が足りず息切れします。腹式呼吸が不十分で、お腹の筋肉の働きが足りません。

→その結果お腹に脂肪が蓄積し、腰が反りやすくなり姿勢も悪化します。

 

②お腹が出た状態が続き身体が硬くなる

お腹が出ると必然的に屈みにくくなります。身体を捻る動作も不足します。

→その結果腰から無理に動くようになります。

 

③腰が痛くなる

お腹の筋肉の働きが足りないため腰の筋肉はストレッチが不足して硬くなります。腰の筋肉は過剰に使われます。

→その結果腰の筋肉に負担がかかり、腰痛となります。

 

④脚に痛みが出る

お腹が出た状態の不良姿勢が続くと、身体のバランスをとるために膝が前に出やすくなります。外側にも開きガニ股傾向になります。

→その結果脚の筋肉バランスが乱れ、膝や足の関節に負担がかかります。

 

⑤身体機能の低下からモチベーションの低下へ

身体の痛みや疲労は人間のやる気を阻害します。

→ウォーキングが継続しにくくなる。

 

人間の身体は腰と膝に負担がかかりやすくなる特徴があるのです。過剰な負担が続けば腰は狭窄症やヘルニア、膝は変形性関節症になります。

 

 

【根本解決はお腹の使い方】

お腹の使い方と姿勢です。

  • 腹式呼吸をしっかりして、姿勢を正すこと
  • 骨盤を立てて歩くこと

 

骨盤が真っ直ぐ立っていれば姿勢も悪化せず、負の連鎖を回避できます。

症状が出ていてもお腹が働いてくれば軽減してきます。

 

呼吸による姿勢改善ができればウォーキングを長く継続できる!

 

姿勢改善についてはこちらも参照してみて下さい。

 

www.bodycontrol55.com

 

ウォーキング時は呼吸でお腹を意識することから始めてみましょう。姿勢を保ったまま息をしっかり吐ききることです。練習すれば自然と腹式呼吸できます。

 

息切れしやすい方はゆっくりウォーキングして、呼吸が安定するよう調整しましょう。

 

f:id:luigijazz:20200818123549j:plain

 

【杖も有効に使う】

杖やノルディックポールを使い、い姿勢を保つことができます。呼吸を始め全身の筋肉が効率よく働きやすいため、ウォーキングが以前よりしにくくなった場合は使用することをお勧めします。

 

 

【まとめ】

f:id:luigijazz:20200818123707j:plain

 

 

リハビリに疑問を感じたら...

 

受けているリハビリに疑問を感じ、納得できないこと、ありませんか?

 

  • ただマッサージをされている
  • 痛みが続くし説明も納得できない
  • コミュニケーションが足りない

 

そんなときの対処法です。

 

 

《結論》

質問して解決しましょう。

信頼関係を築くこともセラピストの大切なことです。恐れず、何でも質問して疑問を解決しましょう。直接伝えにくい場合は他のスタッフでも構いません。リハビリする方にとっても気付かなかったことを認識できれば、それに対処してより良い方向に進むはずです。

 

 

《世の中のリハビリ》

リハビリは国家資格の専門職です。リハビリの学校も増えリハビリスタッフもどんどん増えています。

しかしみんながみんな知識と技術が十分かというと、そうでもありません。

 

臨床で学ぶことがとても多い専門職だからです。

 

知識や技術が乏しいセラピストだと、もしかしたら納得できるリハビリではないかもしれません。

 

国家資格でも、臨床経験によってリハビリ内容に差が出るものなのです。

 

 

不適切なリハビリ事例

経験年数が長くとも、知識と技術に偏りがある場合もあります。

 

【脳梗塞後遺症のリハビリ事例】

脳梗塞後遺症後何年も経過し、認知症もある車椅子のおじいちゃん。左手は全く日常では使えません。肘はガチガチに関節が硬くなっています。

 

そんな状態ですが、リハビリでは力いっぱい肘を伸ばそうと関節を動かすのです。

 

右手で左手をポンポンと、ギブアップサインを自然と出しているのに『硬くなるから仕方ないんだよー』と話しながらリハビリするのです。

 

 

僕は通りすがりでしたが見ていられず、痛がっていますよと声かけしました。

 

過度な痛みを誘発するリハビリは不適切です。

 

 

【臨床経験10年以上のマッサージセラピストの事例】

訪問リハビリでただ全身的に揉んでくれた。それだけ。

 

首や肩周囲に苦しさがあった後縦靭帯骨化症の利用者さんです。

 

僕に担当変更となり、首肩周囲のストレッチを続けて数ヶ月。首が動くようになり症状も軽減したことにとても驚いていました。

 

マッサージとストレッチは違います。

 

この点をうやむやにしているセラピストは10年経験していてもいるので、不満があればすぐに行動しましょう。

 

マッサージでも満足していればそのままで良いと思います。

 

 

【整形外科のリハビリ①】

僕の母が五十肩で整形外科でリハビリを受けることになりました。

 

たまに話しても症状改善せず、リハビリについて聞くとただ肩をマッサージするだけと。

 

整形外科の専門的なリハビリでも、『関節を動かさないセラピストがいるのか』という衝撃を受けました。

 

 

【整形外科のリハビリ②】

右足部の疲労骨折、安静にて骨癒合後のリハビリです。

 

僕が訪問リハビリしている介護者の方です。

 

たまに様子を聞く程度でしたが、なかなか改善せず疑問を抱いているようでした。歩く練習はしているんだけど...と。

 

担当の利用者さんがトイレに行っている間に少し動きを見ることができました。

 

受傷部をかばって生活していたため、歩行時つま先に体重をかけれていませんでした。

 

歩き方の違和感の原因と改善方法を手短に提示し納得していました。

 

今受けているリハビリは受傷部のマッサージと、かばっているからと右股関節周囲にもマッサージを受けているようです。

 

クセを認識して、正しい動かし方をすれば股関節の張りも落ち着きます。運動の導入が足りていないのです。

 

 

《疑問を抱いたらとるべき行動》

満足できるリハビリを提供するのが僕たちの使命です!

 

疑問があり、納得できない場合は是非たくさん担当セラピストに質問して下さい。

 

しつこいと思われるくらい質問して大丈夫です。信頼関係を築こうと努めるのがセラピストです。

 

それでも反応や対応に納得できない場合はそこの上司に、わからなければ医者や看護師、事務員でも良いです。

 

セラピストの上司に伝わるよう訴え続けて下さい。

 

そこでやっと担当セラピストの成長や、担当セラピストの変更等で、より良いリハビリを受けられるようになります。

 

クレーマー扱いされるかもしれませんが、真っ当な行動です。

 

生活に関わる大切なことですので、不満を感じればすぐに話していただいた方が双方にとって良いことなのです。

 

話すことが負担になるかもしれませんが、不満があるなら行動しましょう。

 

行動し続けても改善が見られず、納得できなければ出会いの問題です。

 

手間ですが、違う病院なり介護保険サービスで新たなリハビリを受けてほしいです。

 

絶対に自分に合うセラピストに巡り合えるはずです!

 

基本的にはセラピストは優しい性格の人間が多いので、協力してくれる方が多いです。

 

 

《リハビリのすすめ》

通院やデイケアでは20分のリハビリが多いです。場合によっては次の方のリハビリも迫り、慌ただしいこともあるかもしれません。

 

僕はデイケアの経験もありますが、リハビリ施設と呼ばれていてもそこまで一人一人に個別のリハビリをしっかりできる体制は整っていませんでした。

 

 

訪問リハビリは一回のリハビリ時間が40分60分と長く、完全な個別対応です。

 

じっくりストレッチや機能改善を望む方には適しているでしょう。

 

ある程度自分で運動やリハビリを継続できていれば通所サービスでも良いと思います。

 

 

リハビリには苦悩を解決できる可能性があります。前向きに生活できるよう、自分に合った環境を獲得しましょう!

 

f:id:luigijazz:20200723114215j:plain

 

かかとが痛い原因

 

最近踵(かかと)が痛むんだけど、どうして?と質問を受けました。

 

思い当たることは、コロナ自粛で運動していないこととのこと。

 

立ち仕事で痛む方もいる。どうして?

 

f:id:luigijazz:20200715221311j:plain

 

 

《結論》

筋力低下、姿勢不良でかかとに負担が増大したため。

 

 

身体が痛むのは、その部位に負担がかかっているためです。

 

脳も、内臓も、筋肉や関節も。

 

 

《負担のメカニズム》

人間は地球上で生きるため、重力に抗して移動します。

 

歩くときはもちろん、座っているときも重力に負けないよう自然と身体の筋肉が働くことで生活できます。

 

抗重力筋と呼ばれ、主に背中側に広範囲にあります。

 

肩コリや腰痛が多いのは、抗重力筋が自然に働き続けるため張って硬くなりやすく、血行不良になるためです。

 

 

運動不足なライフスタイルが続くと、抗重力筋ばかりが働き続け全身の筋肉バランスが乱れるのです。

 

 

《不良姿勢の流れ》

  1. 背中側の筋肉ばかりが張ってしまい、腰は反れてお腹が突きでてくる
  2. 肩も挙がり、バランスを取るのに背中を丸くして猫背になる
  3. さらに首が前傾しアゴを突き出す

 

典型的な不良姿勢の完成です。

 

抗重力筋ばかりが働くと不良姿勢が当たり前になり、その姿勢が楽になるのです。

 

横から見ると全体的に後ろに傾き、かかと体重に立つ姿勢になります。

 

 

f:id:luigijazz:20200715221512j:plain

 

そのまま生活を続ければ、かかとに負担が増大してしまいます。

 

人によっては先に腰や膝、肩に負担が増すパターンもあります。

 

不良姿勢でもそれぞれ筋肉の使い方のバランスが異なり、負担のかかり方に差があるのです。

 

 

《解決策》

重力に負けない身体を作りましょう!

 

一番のポイントはお腹です。

腰が反り過ぎないようお腹を意識することです。

 

お尻を後ろに引くように、お腹を覗き込むようにお腹を意識します。

 

そのまま足の裏全体で体重を支えるように重心移動します。

 

f:id:luigijazz:20200715221612j:plain


 

少しつま先に体重をかけて、かかとにも体重をかける。

足の裏から、お腹までを線で結ぶような感覚をつかむ。

 

そうすることで腹筋群が働き少しずつ重力に負けない身体になっていきます。

日常で腹筋をトレーニングするのです!

 

 

www.bodycontrol55.com

 

その他に、好きな運動やスポーツを通して腹筋群を鍛えるのも一つです。

筋肉のバランスが整えば、自然と抗重力筋とのバランスも良くなり身体への負担が軽減します。

 

運動して、健康体を目指しましょう!

 

f:id:luigijazz:20200715221703j:plain

 

腹筋は日常でトレーニングすべし!

 

腹筋トレーニングについて説明しましたが、トレーニングは継続できなければ効果も持続しません。

 

www.bodycontrol55.com


大切なことは、日常で腹筋を使い続けることです。

 

日常における腹筋の正しい使い方を意識してトレーニングしましょう。

 

f:id:luigijazz:20200708220838j:plain


 


【腹筋を日常で使えているかの判断】

まずどの程度腹筋を使えているかを把握します。

 

  • お腹だけたるんでいる
  • 下っ腹だけぽっこりしてきた
  • 歩いてて腰が痛みやすい
 
これらの症状があれば日常での腹筋の使い方は不十分です。
 
 
細めの体型の場合

 

たくさん食べていてそこまで運動もしていないのに細めの体型の方がいます。
 
そういうタイプの方は日常で腹筋の活動量が十分で代謝が良く、エネルギーを燃焼し続けているから太らないのです。
 
 

【骨盤と腹筋の関係】

まずは腹筋がどのような場合に使えているかを理解します。
 
姿勢を変えず、骨盤を後傾したとき腹筋は働きます。腰を前に出す感じです。逆に、骨盤を前傾したときに腰の筋肉が働き腹筋は緩みます。腰を反る感じです。
 
筋肉が伸び縮みするから骨盤が前後に動きます。
動かす角度や力に関係なく、骨盤を後傾させることが日常で腹筋を使うポイントです。
 

f:id:luigijazz:20200708215902j:plainf:id:luigijazz:20200708220319j:plain

 

 

【正しい骨盤の位置】

横から見て骨盤は真っ直ぐ立ち、腰は弓なりに曲がっているのが正しい姿勢です。
 
この弓なりのカーブはわずかで、壁にもたれて腰の後ろに手の平が一枚入る分です。
 

f:id:luigijazz:20200708220558j:plain

 
男性の特徴
男性の骨盤は下方が狭まる形状で漏斗状です。骨盤が後傾しやすく、立ち姿勢時には腰の後ろに手の平が入らない方も多いでしょう。手の平一枚入れる感覚を意識して正しい姿勢を目指します。
 
 
女性の特徴
女性の骨盤は筒状です。立ち姿勢ではほとんどの方が骨盤前傾しています。腰の後ろに手の平が何枚も入るくらいの反り腰の方は要注意です。
 
 

【日常で腹筋の使い方】

1.立ち姿勢と歩き方
2.座り姿勢
3.上半身の使い方
 
 
 
日中の過ごし方、仕事内容によって日常での腹筋の使い方のポイントは変わってきます。
自分に合った日中の腹筋の使い方を把握しましょう。
 
 
①立って歩く時間が長い方
まずは立ち姿勢を整えます。
壁にもたれて腰の後ろに手の平が1枚だけ入る程度に骨盤を立てます。下っ腹に力が入り腹筋を意識できるようになります。
さらに骨盤後傾も試してみて下さい。
 
慣れない方はこの時点で『こんなに背中を曲げるの?』という感覚になります。
 
普段から腹筋を使えていないと正しい骨盤の位置を身体が把握できないのです。
 
 
反り腰が強く、やり方がわからない場合は仰向けで練習しましょう。
少しずつ骨盤は動いてきます!
 
立ったまま腹筋が意識できたらそのまま歩きます。少しお尻を引く感じになるかもしれません。
 
お腹からかかとを押すように、腰が大きくぶれないよう気をつけます。
 
慣れるとお腹を感じたまま歩けるようになります。
 
こんなこと、毎回意識できないと思われるかもしれません。
 
大丈夫です。
 
意識の繰り返しがトレーニングです。
1日1回でも意識できれば腹筋トレーニングになります。
 
腹筋が強化されれば意識しなくとも骨盤が正しい位置を覚えて定着するようになります。
 
最初は難しいかもしれませんが、意識するだけで骨盤の動かし方は上達します。
 
移動が多い方は歩く際に腹筋をトレーニングしましょう!
 
 
 
②デスクワークが多い方
座っている姿勢を整えます。2パターンあります。背もたれを使うか使わないかです。
 
また、座っている方が足の支えが足りない分骨盤に重力がかかりやすく、不良姿勢になりやすいです。
 
同一姿勢を取りがちで身体も硬くなりやすいです。
1時間に1回は姿勢を変えて立ったり、伸びをしたりしましょう。
 
 
 
背もたれなしパターン》
 
座っている姿勢も骨盤の正しい位置は同じです。腰の後ろに手の平が1枚入るよう、骨盤の傾きを調整し、腰骨を軽く反らします。
 
座っている方が壁がないので手の平1枚の感覚がわかりにくく、難しいです。
 
反り腰の方は座っている方が骨盤前傾も強まりやすいため、骨盤を立てるように動かします。
 
座骨を座面に押し付けるようにお腹に力を入れましょう。
 
ここでも骨盤後傾を試してみて下さい。さらにお腹に力が入ります。
 
 
 

《背もたれを使うパターン》

 

背もたれを使うことで身体を支える面が増えます。座面と背面への支える力がバランス良くなるようにします。

 

※注意点

  • 背もたれを倒しすぎて腰に支えを集中させない
  • 頭を前に出しすぎて腰に負担をかけない

 

背もたれの使い方として、形状にもよりますがなるべく肩甲骨辺りから骨盤まで、背中の圧を全体的に感じられるようにもたれかけます。

 

肩甲骨を意識することで猫背防止になり、腹筋も適度に伸ばされ持続的に筋肉が働きやすくなります。

 

 

f:id:luigijazz:20200708220711j:plain

 

③上半身の使い方

かがんだり、身体を起こしたりするときの使い方です。

共通することは、お腹を凹ませるように意識して動作をすることです。

これも骨盤後傾です。

 

かがむ際には背中を少し円くするように、起こす際にもお腹から背骨を少しずつ立てるようにします。

 

そうすることで腹筋が働き、腰の負担も軽減され動作も安定します。

 

 

女性は骨盤前傾タイプが多いため、上半身を腰から使いがちです。

骨盤後傾を意識しましょう。

 

 

【トレーニングは意識しないと効果がでにくい】

日常における腹筋の使い方はこの他にもたくさんあります。ウォーキングやランニング等運動中にもお腹を意識するだけで鍛えられます。

 

まずは自分の意識を高めて腹筋に刺激をどんどん入れること。

 

定着すればダイエットや腰痛予防にもなり、健康体になれます。

疲れにくく、日々活力に満ちた人生を歩みましょう!

 

f:id:luigijazz:20200708220920j:plain

 

このエントリーをはてなブックマークに追加