《はじめに》
『タイムイズマネー』
時間は貴重で大切です。
時間を重視するあまり、やりたいこと、しなければならないことに追われてせっかちになることがあります。
でも重要なことは時間をどう、何に使うかだと思います。
自分の生涯の時間は無限ではありません。今自分に必用なことをしっかり見定めれば、そう焦らなくとも時間を確保できるはず。
ゆっくり動くことのメリットについて説明します。
《ゆっくり動くメリット》
- 健康的な身体の使い方になり、病気を予防できる。
- 心にゆとりができ、精神状態が安定する。
- 仕事効率が上がる。
1.病気の予防
ゆっくり動くことでインナーマッスルが働きやすくなります。
- インナーマッスルは身体を衝撃から守り、ケガや整形疾患を予防できる。
- インナーマッスルは持続的な運動を得意とし、疲労しにくい身体になる。
- インナーマッスルが体温を安定させ、免疫力が上がり病気になりにくい身体になる。
2.精神状態が安定
- ゆっくり動くことで、思考が落ち着く。
- 焦りや不安が減り、物事に対して冷静に対処できる。
- 心にゆとりができ、時間に追われない考え方になる。
3.仕事効率up
- 身体と心が安定すれば、パフォーマンスも高い状態を維持できる。
- 新たな取り組みや環境にも対処しやすく、仕事の量や質が上がる。
ゆっくり動くことで身体も心も鍛えられるのです。
自分の身体をコントロールしましょう!
《せっかちなデメリット》
- 身体の使い方が荒くなり、筋肉のバランスが偏る。
- 時間に追われる感覚が強まり、心が疲れやすくなる。
1.筋肉バランスの偏りで病気になりやすい
- アウターマッスルばかり働き、関節の動きが不十分で五十肩や腰痛、ヘルニアや脊柱管狭窄症になりやすい。
- アウターマッスルは使い続けないと筋力低下しやすく、老後の筋力低下が進みやすい。
2.心の疲労
- 脳が自動的に行動や衝動の思考を働かせ続け、休みにくくなる。
- 脳が休みにくいと睡眠の質も下がり、日々疲れやすくなる。
- ゆとりがなくなり人との接し方が雑になる。
- 不満が多くなり、人生の幸福感が薄れる。
- 免疫力が下がり、病気になりやすくなる。
負の連鎖が始まる恐れがあるのです。
《おわりに》
メリット、デメリットをあげましたが、もちろん個人差があります。
自分の老後まで考えて生きることが大切です。60歳以降になると自分のクセによる身体への影響が出てきやすいです。リハビリ場面でも、せっかちで仕事もバリバリ忙しく頑張っていたタイプの方に脊椎疾患が多いのは肌で感じます。今大丈夫でも将来どうなるか。30歳で腰痛に悩んだまま生活していれば60歳では確実に症状は悪化しているでしょう。日本は予防医療の概念が薄いです。しっかり自分の身体は自分でメンテナンスして健康的に過ごしましょう!