目標達成することですが、どれだけ細分化できてリハビリを進めるかが大切です。
長期目標と短期目標をあげますが、さらに機能レベルでの細分化をします。
例えば、
長期目標:一人で外出できる
短期目標:歩行能力向上、体幹・下肢筋力向上、立位バランス向上
ここから先の機能レベルの問題は対象者によって違います。
この段階をどれだけ把握して、プログラムを進められるか。順調に進めば成果を出せます。
四頭筋の過緊張軽減、殿筋の筋力向上、外旋筋群のストレッチと筋力向上、体幹筋群の筋力向上、これらの筋群の協調性向上による姿勢の安定化。
機能レベルの目標を達成することで少しずつリハビリが進みます。
どこが達成できたから次はこの段階と、自分の中でプログラムを順序立てて機能訓練を進めるのです。
細分化すると膨大な量になるので、対象者一人一人記録していられません。
自分で対象者の身体を把握して、毎回のリハビリの中でどう進んでいるかを評価しながら機能訓練をするのです。
なぁなぁにリハビリするのと、考えながらリハビリするとで大きな差が出るのは歴然です。
マッサージをして、歩いてもらう。
それだけでは機能向上が希薄なのは当たり前ですよね。
是非細分化して、評価しながら機能訓練をできるよう、普段から質を高めてリハビリしましょう!