はじめに
ピンクノイズをご存知でしょうか?
この言葉を僕は今年の夏に知りました。とてもチャーミングで、身体に良いピンクノイズについてお伝えします。
ピンクノイズとは
ノイズとは、処理対象となる情報以外の不要な情報のこと。
ピンクノイズとは、一定の規則性に、ちょっとした不規則性を含むノイズのこと。(Tarzan 2023/12/15発行、p18)
僕は日常に溢れる自然エネルギーと解釈します。ノイズなので見えません。心地よいゆらぎ成分を感じ取ることが大切です。どのゆらぎ成分が合うかは個人差があります。
物がなく、椅子とテーブルが置かれた室内空間を想像して下さい。そこに一輪の花と花瓶をテーブルに置きます。そうすると、何もない空間が和やかになります。これもピンクノイズです。
逆に、部屋中物が散乱しておりテーブル上も散らかっている状態を想像して下さい。気分が嫌になりませんか?この状態は不要なノイズが多く発生しているのです。
ピンクノイズが発生している環境の方が居心地よく、快適に生活することができるのです。
ピンクノイズの効果
ピンクノイズによるゆらぎ成分は人を心地よくします。そしてゆとりができます。ゆとりは副交感神経を活性化し、内臓疲労・脳疲労も軽減することができます。身体に休息は必須です。休む時間があっても疲労が取り切れない方、なかなか安眠できない方は、日々働き過ぎやストレス等で交感神経が優位になっています。少しずつピンクノイズを取り入れ、ゆとりを持つよう心がけましょう。
ピンクノイズの感じ方
自然を求める
海、山、川、空、動物、植物…
自然なら何でも良いのです。大切なことは感じとること。海、山、川は行かなければなりませんが、空や動物、植物は意識すれば毎日感じとることができます。
リゾートでゆっくりとビーチで過ごしたり、海を眺めてたそがれたりすることは、まさにピンクノイズとシンクロし、感じ取り心地よくなっている状態なのです。
僕はお気に入りの自然感じポイントがいくつかあり、定期的に海山川を感じ取れるよう生活しています。(海は年数回)
室内の場合
室内における代表的な自然は、なんといってもペットです。動物の自然な反応が癒しになります。
観葉植物も立派な自然です。色々な観葉植物がありますが、僕が最近気になっているのはコケです。コケテラリウムといって、フィギュアを飾るようにコケを飾るのです。小さな世界の中にコケ達の神秘さが際立ちます。屋久島のコケを見てから、コケが大好きになりました。
手入れが簡単なサボテンもお勧めです。ピンクの花が咲くサボテンをプレゼントで頂きました。月1回の水やりでいまのところ元気に育ってくれています。
自然を室内に取り入れるということは、それらを管理する必要があります。特に犬等大きな動物はそれなりに大変です。自然は生きています。管理する決心をしてから取り入れましょう。
僕とピンクノイズ
僕の長所は体力です。だからといってマラソンは全然できません。
身体機能面ではなく、活動面における動き続ける体力です。学生の頃は若さで放課後もバイトや遊びで時間を有意義に使う方が多いと思いますが、就職後も仕事後の夕方から今日は何をしようかと、だいたい趣味や友達と遊ぶ時間を確保していました。
仕事終わりに何かをする体力がない、土日に休息して仕事に備える。
そんな方がある程度いることを知りました。僕はあまり疲れ切るということがないんだとわかり、長所は体力と認識しています。
その体力の根源が、ピンクノイズです‼
幼い頃から父に連れられて、海や川、山に行く機会が多かったのです。自然は最高の遊び場でした。何か生物を発見したり、木に登ったり、山菜を採ったり、泳いだり、海藻にまみれたり、岩浜を歩いたり…自然には何か夢中にさせてくれるものがあります。
年齢が成人に近くなると、さすがに行く頻度も減りました。まれに自然界に行く際にはピンクノイズとシンクロすることを自然に身体が求めていました。
自然に、自然の癒しを吸収できる身体、僕はピンクノイズマンだったのです。
おわりに
ピンクノイズの癒しを日頃から吸収することで疲労回復に役立ちますが、根本的に身体を疲れさせ過ぎないこともとても大切です。疲労の過剰な蓄積は心身ともにダメージとなり、簡単には回復できません。ダメージは腰痛や肩こり、うつ病等疾患として現れることもあります。良い意味での適当で、家事や育児、仕事に励み、心身のバランスを保つことが大切です。