はじめに
ピラティスより認知度が高いヨガについて学ぼうと思い本を購入しました。
【著者】入野勝行・由美子『美療健康ヨガ 永遠に若く美しく』と出会い、とても素晴らしい内容で独学しております。
ヨガはただ色々なポーズをとる、まったりした運動と思っていましたが、全然違いました。
とてもヨガに失礼でした。すみません。
ヨガと、僕の目指すところに多くの共通点があったので報告します。
ヨガとは
ヨガとは、自然・調和・バランスという意味であり、大きくわけて肉体面の行法と精神面の行法があります。
ヨガの終極の目的は、「自然体(真に健康な身体)を創り、自然心(感謝・懺悔・下座・奉仕のできる愛の心)を育て、人間としてのもろもろのとらわれ(業)から心を解放し、悟りの境地を体得する」というものです。(引用)
素晴らしい目的ですね。
身体も、真に健康な身体です。『真』が深い。
健康な身体を創る目的はピラティス、ダンス、リハビリにも共通します。
そして、悟りの境地!!
ヨガは精神面へのアプローチも重視していることがわかります。
ヨガの身体の使い方の特徴
体癖を日常で正すこと
身体の癖(クセ)です。誰にでも少なからず身体に癖があります。
右利きの方は右手に力が入りやすく、右肩が張りやすいです。
座っているときは脚を組みやすい方が左右違うこともあるでしょう。
これも筋肉の左右差、身体の癖によるものです。
身体の癖が続くと姿勢が歪み、腰や膝に負担がかかりケガの原因になります。
しかし、身体の癖を直すのは大変です。
ヨガというエクササイズ中だけではなく、日常からも癖を意識して行動することも、ヨガの一部と捉えるようです。
僕も日常でも注意するよう指導しますが、癖を理解する、認識する、修正するという指導は細かくできていません。今後の参考にします。
まずは身体の癖を知ることが大切ですね。
脊椎から歪みを正す
基本ポーズというものがあり、脊椎を中心に
①反る、②屈する、③曲げる、④捻る
の4つの動きを1セットとして行い、さらに自分に難しい動きを1.2種類程多く行って、その動きにくいところを修正します。
この認識も共通していますね。
ただヨガの方がやはり修正するアプローチが多い印象です。間違いなく大事!
これも今後の参考にさせていただきます。
くつろぎを入れる
基本ポーズが終わるごとに、必ずくつろぎのポーズを行います。
ポーズの緊張と、くつろぎの弛緩のバランスで真の効果がでてきます。
脱力ですね。これも共通しておりよく指導します。
しかし、毎回ではないですね。
筋の緊張と弛緩のバランスは本当に大切です。ゆっくりとしたヨガだからこそ、しっかり意識してアプローチできると思われます。
ヨガの精神的な要素
冥想行法で心身を安定させます。自分の心身を整え、高め、真の心の解放と、真の幸せ、自分の人生観を得ようという正しい心構えで行います。
スッキリと冴えた頭脳に甦り、脳波が安定し心が鎮まるようになります。心の操作ができるようになり、適切な判断力と行動力が高まります。
悟りの境地ですね。子供にイラつくことがある僕にはまだまだ遠いようです。いずれ到達したいと思います。
そしてこの冥想はマインドフルネス冥想ともかなり共通しております。ピラティス呼吸も身体に意識を向けて行います。
心を安定させるコントロール方法も、呼び方が違うだけで方向性は同じようです。
リハビリ的な思考ではその人の人生観をとても大切にします。
『自分の人生観』
その人らしさを再獲得するためにリハビリするのです。これもヨガと同じ方向性でした。誰にでも重要な価値観です。
僕とヨガ
ここまで僕とヨガに共通点があったのに、なぜ今まで取り組まなかったのか。知ろうとしなかったのか。
目の前のことや、今やりたいことしかやってこなかったからでしょう。そしてそれが日々進化していくからでしょう。
実際ピラティスを知ったのも4年程前です。すぐに学びに行きました。
本当に自分のしたいこと、やりたいこと、学びたいことは、少し視野を広げないとなかなか出会えないようです。
とりあえずこれからヨガも頑張ります!
おわりに
ヨガにも様々なスタイルがあるようです。5千年以上の歴史があるらしい。『美療健康ヨガ』は間違いなく素晴らしいヨガでしょう!
同じ方向性の考えの本に出会えただけで、とても嬉しく思います。良い出会いは人生を豊かにします。視野を広げて、これからも良い出会いを求めます!