食べ過ぎはもちろんですが、ここでは身体の使い方の原因について説明します。
太くなるということは、そこに脂肪が付くか筋肉が肥大しているためです。
脂肪が付く原因
脂肪の付いている下層の筋肉の働きが不十分です。
付きやすい部位
- お尻
- モモ裏
- お腹
筋肉が肥大する原因
普段の歩き方や姿勢で、その部位に過剰に力が入っています。
肥大しやすい筋肉
- 太もも前面
- ふくらはぎ
張りやすい筋肉は硬くなりやすく、柔軟性も低下しやすいです。しゃがんだ際にかかとが床に付かない場合は硬いです。立ち姿勢時にはパンパンに硬く張りやすくなります。
要するに、太もも前面の筋肉を日常的に使いすぎ、お尻やもも裏の筋肉の働きが不十分なのです。
脚の筋肉の使い方のバランスが偏るため、脚が太くなります。
改善方法
1.脚の筋肉の使い方を整える
お尻ともも裏の筋肉を鍛えます。
【方法】
膝を伸ばしてお尻に力を入れながら後方に脚を挙げて3秒キープ、左右各5セット。
うつ伏せでも立ち姿勢でも良いてす。
【ポイント】
腰、太もも前面に過剰に力を入れない。
お尻ともも裏を意識してエクササイズする。
2.立ち姿勢を正し、股関節を緩める
【方法】
①つま先を真っ直ぐ前に向けて肩幅程度に脚を開いて立つ。
②太もも周囲を張りつめないよう力を抜く。
③上体(上半身)を真っ直ぐにする。
④頭の位置をあまり動かさず、腰を左右に振る。
【ポイント】
太ももは脱力させる。
上体を真っ直ぐにしたときに脚に力が入りやすいので注意。
3.屈伸して整える
【方法】
①脱力して立った状態を維持し、ゆっくりつま先に体重をかける。
②膝、股関節を曲げてから上半身も屈み床にしゃがむ。
③ゆっくり立ち、脱力した状態に戻る。
3セット繰り返す。
【ポイント】
屈伸時、常につま先に体重がかかっていることを感じる。
しゃがんだ際も一呼吸して脱力する。
膝は真っ直ぐ前に折る。
ゆっくりを意識する。
この一連のエクササイズで脚のストレッチと力のバランスを整えることができます。慣れれば普段から過剰に脚に力が入らず生活できます。日常の使い方を意識して脚の負担を軽減させ、運動不足な筋肉は刺激してしなやかな脚をつくりましょう!