ボディコントロールルーム

リハビリ、ダンス、ヨガ・ピラティスにおける身体の使い方を探求しています!

頭痛の対処

頭痛は辛いです。放置すると大病の恐れがあるので、原因は様々ですがが少しでも改善できるよう対策しましょう。

 

自分で思い当たる原因、最も多いのはストレスではないでしょうか?

ストレスを減らせれば頭痛も軽減できますが、そう簡単にストレスを減らせれば苦労しないですよね。ストレス社会といわれる世の中、どう快適に過ごせるかは自分の行動や思考によります。ここでは身体面からのアプローチ方法を説明します。

 

頭痛は、頭周囲の血流が良くないために疲労物質が蓄積したり、血管を刺激することで発生します。

 

つまり、頭周囲の血流を改善できれば少しでも頭痛軽減に繋がるのです!

頭周囲の筋肉を動かすこと!

そこまでは理解している方は大勢いると思います。

 

ポイントは『動かす』、ストレッチだけでは不十分です!

 

筋肉は伸びたり縮んだりすることで血流が良くなります。ストレスや不良姿勢で縮みっぱなしの筋肉を、ストレッチしてから軽い運動で血流を促す必要があります。

 

《頭周囲の運動》

肩から頭にかけて、広範囲にわたり筋肉を働かせる必要があります。

 

★肩の運動

・耳に寄せるように力いっぱい上げて、脱力。

・背中側に肩甲骨を寄せるように肘を後ろに張って、脱力。

・肘まる体操。手を肩に当てて、肘を両サイドにまるを描くように前後に回す。肩が上がらないように注意。

 

♪ポイント♪

・2.3秒力を入れて動かし、息を吐きながら脱力しましょう。

・全て3回程度で良いので、しっかり運動しましょう。

・動かしている筋肉(首や肩甲骨周囲)を意識し、血が巡るのを想像して感じましょう。

 

★頭の運動

首と頭の運動は違うのですが、頭痛持ちの方は首と頭が同時に動いている方が多いです。そのため頭と首の連結部の筋肉がとても凝るのです。

・あごを引いて頭を左右と前方にゆっくり3秒2回ずつ倒す。

・首を後ろに傾けてから頭を上に倒す。

※ゆっくりと痛くない範囲で行う。首には脊髄が通っているので絶対に無理しない!

 

♪ポイント♪

・ゆっくり優しく運動し、首から動かし頭が動く感覚を高める。

・あごを引く!引くことで首後ろの筋肉がやっと伸びてきます。

・伸ばしている数秒間、できれば首後ろのストレッチ中のスジを軽く押しほぐす。

 

★顔の運動

表情筋です。たくさんあるので、ここではザッと!

・ニッと歯を見せるように口を横に開き笑う。同時に目も横に細める。

・口を前にたこのように突き出し、目も丸く見開く。

 

♪ポイント♪

・2秒くらい静止し、5回ほど全力でやる。

・鏡を見て、表情の動きを観察する。

 

普段あまり笑ってない方は笑って下さい。表情筋も働くし良いホルモンが分泌されて頭痛軽減にも繋がります。

 

ポイントで何度も説明していますが、ゆっくりと動かすことがとても重要です。数秒ゆとりをもって、体操に集中して下さい。

疲労や痛みがある方に、せっかちで動きが速いタイプが散見されます。筋肉も脳も疲れやすくなります。日々ゆとりをもって、少しゆっくり行動することも一つの対策になります。

 

 

以上、頭痛に対する頭の運動でした。

根本的な原因を解決することが一番大切です。ストレスなのか、不良姿勢による慢性的な筋肉の凝りなのか、脳の問題か。

頭痛が長い方は筋肉も硬くなっている方が多いです。少しでも改善できる取り組みをしたいですね!

 

姿勢改善についてはこちら

https://www.bodycontrol55.com/entry/2020/05/11/姿勢改善のメリットと方法

 

 

 

 

 

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